N党 立花孝志さん は天才ビジネスマン?「ぶっ壊す力」から戦略を学ぶ

サラリーマンが本で成長
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「NHKをぶっ壊す!」と叫ばれていた立花孝志さんを初めて見たときは「やっばい人が出てきたな、、、」程度にしか思っていませんでした。しかし、不思議と憎めないキャラクターで長年テレビやYOUTUBEで姿を見かけるうちに「この人まともなこと言ってる、、お騒がせな振る舞いはワザとで、プロレスで言う悪役レスラー風に注目を集めている?」と思うようになりました。本を読んだ今ではファンになりつつあります。いえ、もうファンです。

本日は、立花孝志さんの「ぶっ壊す力」を読みまして、そのビジネス思考の参考となるところを考えていきたいと思います。

本日の参考としました本はこちら↓↓です。

1967年、大阪府泉大津市生まれ。大阪府立信太高等学校卒業後、日本放送協会(NHK)に入局。週刊文春でNHKの不正経理を内部告発後、懲戒処分を受けNHKを依願退職。その後パチスロで生計を立てながら、2012年9月に「立花孝志ひとり放送局」を開設しYouTuberとなる。

千葉県船橋市議会議員、東京都葛飾区議会議員、参議院議員の経歴を持つ。NHKから国民を守る党の党首。

YOUTUBEの登録者数は58万人越えで、新しいチャンネルもあれば、凍結されたチャンネルもあるというネットでの暴れっぷりが有名かと思います。

※著書のなかに「YOUTUBEでさえも僕の動画に広告を出すのを嫌がられるほど嫌われてしまいました、、、」と社会の嫌われっぷりを記載。ワザとなのか?本心なのか?

ワザとであれば、優秀なビジネスマン思考の持ち主であることを勘ぐってしまします。たとえ嫌われても世間の注目を浴びて、「大事な思いを世間に伝える」ことが世の中のため人のためになるという戦略が垣間見えます。

それでは、立花さんの考えの根本とビジネス力に迫っていきたいと思います。

「本当のことを言う人が評価される時代が来た」ことを立花さんは歓迎しています。インターネットの普及とともに、通常なら消されるような「本当のこと」が誰もが目に触れる時代がやってきました。

立花さんはNHKに努めていたときに内部告発で経理の問題点をあげましたが、そのことを理由に社内でいじめにあい、精神的に病む時期もあり、最終的には依願退職となります。「本当のこと」を言ってはいけない時代だったのでしょう。

また、立花さんがYOUTUBEでひとり放送局を始めたきっかけは、尖閣諸島で中国漁船層突映像がYOUTUBEで流れたことです(すぐに削除されましたが)。YOUTUBEでは「本当のこと」を誰もが目にすることが出来ることに衝撃を受けたそうです。テレビやラジオだと「本当のこと」はオブラートになるか消される時代なのは現在進行形です。

「本当のこと」を伝えた人が、やっと日の目を見ることが出来る時代になってきました。

正直者がバカを見る時代から、英雄視される時代へと変わりつつあるのです。

立花さんの根本には「本当のこと」を伝えて、良い形に変わって欲しいという想いが見受けられます。

さすがに「ガーシー」さんと議員を進めていたことはやりすぎのように思いますが、これも立花さんの大きな目的に向かっての「仕方ない手段」の一つだったのでしょうか。都知事選のポスターをジャックすることも、「ぶっ壊す」という強烈な言葉も「注目を集める」ための「手段」であったと考えれます。

怒りトリ
怒りトリ

いったい、N党の立花って人は何がしたいんだ?

多くの人が、「立花っていう人は何がしたいんだ?」と考えたはずです。

その一部の人が、「NHK受信料のスクランブル化(見たい人だけが契約して納得して支払う)」をしたいんだと知ることになりました。

目的のためには、悪役になってもいい。それが立花さんの選んだ方法です。並みのビジネス思考では出来ない方法だと感心してしまいます。

補足ですが、立花さんはNHKが嫌いなのではく愛してます。愛するが故に正すところはしっかり正して正々堂々と放送してほしいと考えていらっしゃいます。

かつて、「ぶっ壊す!」と言う言葉で世間をにぎわせた政治家は他にもいます。

「自民党をぶっ壊す!」といった小泉純一郎元総理。

「大阪市役所をぶっ壊す!」といった橋下徹元大阪府知事/大阪市市長

どちらの議員さんも力強い発信力とカリスマ性で多くの支持を集めました。

「何かを想像には、これまでの物を破壊しなければならない」

これが本当に難しいことです。

ヒンドゥー教の「シヴァ神」は「破壊と再生」の神として知られています。

新しいことを成すためには、破壊から始まるのは昔も今も同じところです。

ただ、サンクコスト効果もあって、「破壊」は躊躇してしまいます。

立花さんは「スクラップ(破壊)」にこだわりをもっています。むしろ、破壊したあとのことは他の人に任せるとまで言っています。誰もが難しいと思う「破壊」の責任を取ろうとする立花さんの姿に共感する議員さんが集まるのもうなずけるところです。

「おもしろければいいじゃん」という一見すると無責任な考えにも見えますが、立花さんの「おもしろい」にはもちろん「迷惑をかけないレベル」でと注釈を入れています。やや立花さんは世間をお騒がせ過ぎているという迷惑をかけている感はありますが、大志のための笑って許せる範囲としましょうww

誰もが正直に物事を言える時代に来たことで、楽しく生きること(自分に蓋をしないで生きること)が出来るようになってきていると立花さんは言います。

また、欲求に正直になることも薦められています。3大欲求の「寝たい、食べたい、セックスしたい」に「楽しいことをしたい(立花さんオリジナル)」の4大欲求は人間の特権であり、誰かのためよりもまずは自分に正直に楽しむことをすすめています。

「おもしろければいいじゃん」という考えがあるからダイバーシティに人を受け入れることが出来ます。その人の生き方はその人が楽しむことを追求した結果なので、その人の良いところだけでなく、良く思えないところも含めて、おもしろければいいんじゃない?と受け入れるのです。

否定しがちであったり、受け入れ難く思うこともあるでしょうが、おもしろいかどうかを基準にすると「ま、おもしろいからいいか?」と受け入れれるのでしょう。

意外な言葉ですが、立花さんは「人間関係を解決しようとするな」と言います。

嫌だったら無理に人間関係を維持することなく、「逃げればよい」と進めています。

政治家っぽくないですが、会社を良くしたい思いで「内部告発」をした立花さんは相当きびしい思いをした過去があります。いじめや村八分のの経験もあって、人間関係の在り方を考えたのではないでしょうか?

アドラー心理学でも言ってますが、「悩み」とはすべて人間関係から生まれます。嫌なことからは素直に逃げましょう。楽しいところで勝負しましょう。そんなメッセージがうかがえます。

立花さんは意外ですが、慎重派だそうです。大胆不敵なイメージがありますが、念には念を入れて調べて、どう転んでも良いと判断してから行動に移しているそうです。

この決断する力について語っている内容に、アマゾンのジェフ・ベゾスを上げています。ジェフ・ベゾスは会議は10時以降に設定して朝はゆっくりとして過ごし、17:00には仕事を終えます。そのかわりに限られた時間に選択をしっかり行うのがTOPの仕事として大事しているそうです。

何かを選択するにはかなりの労力を必要とします。

スティーブジョブズも選択する労力を抑えるために、服は毎日同じものにしていたそうです。

何かを決断するときには、余裕を持ってしっかり感がる必要があります。

ちなみに、人が一日に決断する回数は35,000回もあるそうです。「朝ご飯を何にしよう?」とか、「靴は左から履こう」とか、「聞いてて質問するかどうか」など全部含めてです。それぞれにエネルギーを使っています。少しでも大事な決断にエネルギーを多く注ぐのであれば、それほどでもない決断はルーチン化するか、無視するのが大事です。余裕を持ちましょう。

立花さんのような生き方を選べる人は少ないと思います。

思っていることを素直に意見することは、正義でしょうか?迷惑でしょうか?悪でしょうか?

そんな心の葛藤があるので、自分の意見に蓋をすることは多いです。むしろ蓋をするのが大人のたしなみと感じている節さえあります。

インターネットの普及により、SNSが発展し、蓋をされていた意見が表に出るようになりました。

時代は変化しています。いまは変化の途中でVUCAと呼ばれてます。

新しいことを始めるには破壊が必要。

新しいことを始める人とは「よそ者、若者、ばか者」のどれかです。

楽しいことを求めるばか者は、必ず必要だと思います。

もしかすると、後世では立花さんのことを坂本龍馬のように褒める人もいるかもしれません。

あなたは大志のためにばか者を演じられるでしょうか?

ちょっと美化しすぎましたが、何かをするにはぶっ壊す必要を忘れないでおきましょう!

今日もサラリーマンの皆様の成長に貢献出来ましたら幸いです。

余談です。Copilotに立花さんのイラストを書いてとお願いしたところ、微妙な英語表記の絵が出てきたので、特徴を記載してお願いしましたが、書いてくれませんでした。どうやらAIにも嫌われているみたいですwww

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