ちゃんと仕事しているのに、「おとなしい」ってだけで
低い評価が付いたんです、、、ひどい、、せちがらい、、
わかる!わかるよ!
おとなしい(内向型)の人間は損している気がするよね?
実は内向型の人間は社会には必要で大事な存在なんだ!
今日はおとなしい(内向型)人が損せず生きていく方法を学ぼう!
「静かな人の戦略書」は台湾出身のジル・チャンが2022年に出した本です。
次のどれか一つでも当てはまった方はぜひ読んで欲しい本です。
電話を掛けるのも取るのもドキドキする人、会社の飲み会に行くと疲れる人、人混みが苦手な人、急に意見を求められると慌てふためく人、休日は自分時間をゆっくり過ごしたい人、仕事が気になって準備したくなる人、自分は仕事で目立つべきでないと思う人、外向型で誰とでもしゃべれる人がうらやましい人、近所づきあいはハードルが高い人、友達がなかなか出来ない人、会社の評価で仕事は出来るけどなんだかおとなしいよねと言われた人、少し声を荒がられただけで泣いたことがある人、
内向型には生きづらい世の中だと思います。私自身が内向型なのでこの本に強く共感しました。
内向型には内向型にしか出来ない戦略があります。
自分の能力(=内向型)をうまく活用して、成功を勝ち取りましょう!!
内向型と外交型のタイプの違い
あなたは内向型と外向型のタイプどちらが当てはまりますか?
セイチヨは「内向型」の傾向が強いです。人見知りですし、仲良くなるのに時間がかかります。
準備が出来るプレゼンは得意ですが、たまたまお客さんに道端で出会ったときはドキマギしてうまく対応出来ません。ま、人それぞれですね。
内向型だから「仕方ない事」を受け入れよう
内向型の人で外向型のフリをしている方もけっこういます。器用ですね。
内向型なのに頑張って飲み会に出かけて、知らない人でも頑張って話しかけて、どっと疲れる。2次会に行くのに恐怖を感じる。3次会はもはや拷問でしかない。それが内向型です。
お付き合いとして最低限は参加した方が良い場合が多いですが、内向型は非常にエネルギーを使います。
まずは、内向型の脳の作りは外向型の人とは違うことを受け入れましょう。
内向型の脳は「即座の反応」には向いていません。内向型の神経伝達系物質系を見てみるとよくわかるそうです。焦れば焦るほど脳がオーバーロード(過負荷)状態に陥ります。
我々内向型は「じっくり考える傾向にあり、自分が言おうとしている言葉の真意を慎重に考えてから口を開きます。また、内向型は長期記憶に頼る傾向があります。長期記憶にアクセスするには、短期記憶より時間がかかります。
つまり、「ぶっつけ本番は超苦手」なのです。
これは脳の仕組みなのできっぱりとあきらめましょう!どうあがいても「ぶっつけ本番」は苦手な生き物なのです。外向型の人たちが「大丈夫!なんとかなるさ!」といっても内向型には理解出来ません。
内向型だからこそ出来ること ~潜在能力はすごい~
「内向型には向いていないこと」は甘んじて受け入れましょう。
逆に「内向型に向いていること」はたくさんあります。下の箇条書きをごらんください。
- 「聞く力」
- 「気配り」
- 「謙虚」
- 「冷静」
- 「観察眼」
- 「戦略的思考」
- 「質の追求」
- 「慎重」
- 「準備力」 &more
数々の出来ることがあります。外向型が口八丁手八丁で派手に成功を収めるのに比べると、内向型の成功は地味で目立ちません。そして、内向型は謙虚ですので、成功を成功と宣言せず、得意なことを特技の欄に書くこもしません。
会社の評価システムを見れば外向型に多い「影響力」や「成功体験の共有」などが高く評価されがちです。一方で内向型の「丁寧な準備力」や「傾聴から顧客の真のニーズを導き出す」などは高い評価にはなりにくいものです。内向型は評価を気にし過ぎる傾向があるので悪循環に入る人もいることでしょう。
大事なのは、自分に向いている内向型の特性を理解して、そこを伸ばすことです。プレゼンで緊張して何も話せない内向型は準備を万全にして立ち向かえば良いのです。だって丁寧な準備力は得意なのですから。
内向型でも成功している有名人たち
内向型であることを恥じることはありません。漫画の主人公タイプではないかもしれませんが、人生を楽しんでいる人は多いですし、成功している人もたくさんいます。
有名な人では、以下の人たちも内向型なのに世界的な影響の成功をしている。
テスラ社のCEOイーロン・マスク
マイクロソフトのビル・ゲイツ
投資の達人ウォーレン・バフェット
メタのCEOマーク・ザッカーバーグ
そうそう、陽気な外向型のイメージのアメリカ人も半分は内向型だそうです。
おとなしい人(内向型)の戦略
ここからが重要なところです。おとなしい人(内向型)には内向型に向いている戦略があります。
・「小さな貢献」も記録しておく…内向型は「こんなささいなこと報告するまでもない」と上司に報告すらしないことがあります。評価をするのは上司です。あなたの頑張りは評価されるべきです。また、「ささいなこと」と思ってしまうので、すぐに忘れる(のど元過ぎればなんとやら)ので記録が必要です。
・勝敗は「始まる前」に決している…「プラン」を完璧に用意することこそ内向型の得意なところです。そんなことないよと謙遜する必要はありません。相手がどのように思うのか?事前に調べれることはないのか?「観察眼」と「気配り」のスキルを駆使して準備をして立ち向かうのです。
・「闘いの場」は慎重に選ぶ…内向型は燃費が悪い。あちこちに気を使い、必要以上に考えるのでエネルギーの消費が半端ないのです。出席すべきでないパーティには行かないという選択も必要です。断ることが出来ない内向型も勇気を持って断りましょう。無理してエネルギーを失うことはWell-beingではありません。逆に参加したなら、「1人には挨拶して仲良くなることを試みる」など前向きに動きましょう。
・内向型はリーダーに向いている…内向型の人はリーダーになれないと思っているかもしれないが、意外と向いています。リーダーなのに目立つことを嫌う内向型は、周りの良い所引き出して良い意味で目立たせます。また、内向型は目標に向けて惑わされないので結果が出るまで執着することが出来ます。
他にもたくさん「静かな人の戦略書」内向型の戦略が書いていますので、ぜひ手に取ってみてください。
まとめ
自分はおとなしいから、目立つのが苦手だから、1番より2番目ぐらいがちょうど良い。
そんな内向型は、社会にとって大事な人材です。外向型ばかりでは社会は回りません。チームも外向型と内向型が混じることで化学反応が起こります。
内向型かな?と思う人は、自分の特性を知り、自分にあった社会貢献の方法を知ることがこの世の中を生きやすくする方法だと思います。
外向型が得をする世の中の構造に見えますが、最近はそうでもないと思います。
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