働き方改革 国際競争力NO1のデンマーク人は16時に帰宅!

サラリーマンが本で成長
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働き方改革は会社で進んでいますか?

テレワークやフレックスタイム制などコロナで加速した企業もあれば、コロナ明けに戻ったという会社も聞きます。本当の働き方改革の参考となる「デンマーク」の働き方を今回は学びたいと思います。

2024年世界が大注目している国が「デンマーク」です。

下の表を見ると気になって仕方ない国ですよね!?

  • 国際競争力         1位2年連続・2022~2023)
  • デジタル競争力       1位(2022年)
  • 今後の5年間のビジネス環境  3位(2023年)

国際競争力ランキングとは「経済状況」「政府の効率性」「ビジネスの効率性」「インフラ」という4つ大項目のカテゴリの総合評価で決まります。世界の主要約60カ国が対象です。

日本と比較しながらデンマークの高い項目を見てみましょう

特に注目されているのが「ビジネス効率性」で、4年連続1位という快挙です!

困ったキリン
困ったキリン

なんなんだよ~デンマーク凄過ぎじゃないか!?

日本は低すぎない!!??

気になる~~~~

理由は何でしょうか?日本と何が違うのでしょうか?

「デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果をだせるのか:針貝有佳」の著書には下記のようにあります。

デンマークの高い国際競争力の主な理由は、状況変化に対する企業の迅速な対応力、モチベーションが高い社員、高度なDX化である

デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか

日本人だって、対応力やモチベやDXの進んだ会社があるのにどうしてここまで差があるのか?

ものすごく気になりますね!まずはデンマークのことを知りましょう!

デンマークは北欧に位置します。ドイツの上でバルト海と北海に囲まれたEUの国です。

人口はなんと約600万人!千葉県の人口ぐらいです。

総面積は42,943km2で日本の10分の1程度です。

世界幸福度ラインキングでも2位

有名な会社を5つ↓↓ご紹介。

  • LEGO社(玩具のレゴブロックで世界的に有名)
  • カールスバーグ社(サントリーが販売代理店となってるビールメーカー)
  • べスタス社(風力発電の設計・製造・販売で世界をリード)
  • マークス社(コンテナ船を強みとする世界一の海運企業)
  • ノボノルディスク社(グローバルな制約会社)

旅行で行きたいですね~綺麗な街並みとお城みたいな建物の写真がいっぱい出てきます。

ゆっくり旅行したい国ってイメージです。7月は旅行しない方が良さそうです。デンマーク人はみんな休暇をこぞって行うのでお店が開いてない(笑)みたいですよ。

デンマーク人は8:00~16:00のワーキングタイムが普通です。   うらやましいですね。

週末に近くなると15時頃には仕事を切り上げる人がほとんどで、またそれを止める人もいないそうです。

基本的に16:00以降は家族とゆっくり過ごすのが当たり前というのがデンマークスタイルです。

逆に言うと16:00までに仕事が終わるように工夫をしています。

どうしても残した仕事があるときも16:00に一旦切り上げて、家族タイムが終わった後に仕事をするという家族ファーストです。

この限られた時間内効率良く仕事をすることをデンマーク人は標準としています。

つまり、日本人のように時間までダラダラ働くことは頭にありません。一刻も早く帰って家族との時間を楽しむのです。家族より大事な仕事など無いというのが国民の考えです。

そう、デンマーク人は「プライベートを守る覚悟」があるのです。

デンマーク人は16:00に仕事をあげるために常に「タイパ」を追求します。

日本人のように細かい報連相(マイクロマネジメント)がありません。部下の活動を逐一確認していたら時間がいくらあっても足りません。なので部下に任せます。結果が出てればそれでOK。

そもそも上下関係はフラットに近く、役職はあるものの上司は部下を管理するのではなくファシリテートする感覚だそうですね。自分の役割をしっかりします。

メールも決めた時間以外は見ませんし、CCに上司が入りまくることもありません。

会議も自分が関係なければ、「じゃ、私はここで」とすぐに抜けます。発言しない人は会議に呼ばれなくなります。すべて効率重視です。中間管理職の承認を飛ばすことも普通。

また、付き合いの飲み会というのも無し!ことあるごとに飲み会を用意する日本とは違いますね。職場の人と楽しむと、家族と楽しむ時間が減ってしまうという発想は日本人には無い発想です。

こういう発想なのでDXがドンドン進むのもわかりますね!すべてタイパのためです。支払いもほとんどのお店が電子マネー対応なので、お店が現金のお釣りを出せなくて困ることもあるとか、、、ほんとタイパの国民性がすごい。

16:00には家族とのプライベートタイムを死守する国民性のおかげで、デンマーク人はプライベートが充実しています。

プライベートが充実すると仕事への良い影響が多いこともみなさんご存じのところでしょう。

日本でも結婚した人、こどもが生まれた人、家を買った人ってその年に仕事が良い結果を出していたりしませんか?プライベートの充実は仕事への前向きな影響を出します。ストレスなく仕事に迎えることは重要です。「最高のパフォーマンスはいいエネルギーの循環から生まれる」のです。

新婚さんって早く家に帰りたいですよね、そのために仕事を効率よく集中してこなしますよね?無駄なことなんてしたくないですよね?だって早く帰って家族との時間を楽しみたいですから。

この「家族との時間を優先する」以外にもデンマーク人に見習いたい文化がたくさんあります。

  • 仕事はカジュアル(ジーパンにワイシャツ)で十分。スーツは大事なデートぐらい。
  • 長期休暇は当たり前(7月はほとんどの人が休みを取っている)
  • 上司の発言が目的や意味がなければ質問攻めにあう
  • ムリしない、させないコミュニケーション
  • 転職をポジティブに考える→10年同じ仕事はよろしくない考え
  • 女性が働くのは普通→家事育児を言い訳には出来ない
  • 男性が家事育児をするのは普通→仕事を言い訳には出来ない

そして、デンマークは税金が高いということも文化の違いに影響があると思います。このこともあって、高収入の人は大部分を税金で納めることになります。ですが、デンマーク人は仕事はお金を稼ぐためだけではなく、職業を通して成長することであると考えています。

ここで質問です!

Q.日本の税金が上がって、デンマークと同じように教育費や医療費の安心が出来ると、同じように国際競争力が高い国になるのでしょうか?

セイチヨ
セイチヨ

A.税金を上げるだけでは国際競争力は上がらないとセイチヨは考えます。

日本人はもっとプライベートを大事にすべきだと思います。

Well-beingな生活をするには「家族」ではないでしょうか?

少子化の波も家族を大事にする風土から変わって欲しいです。

まずは家族やプライベートを大事にする風土を大事にする文化が日本には必要ではないかと感じるデンマーク人の働き方を学びました。もっと学びたい方はぜひ、本を手に取って成長してください。

この度もサラリーマンのみなさまに成長の機会となれば幸いです。

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