新入社員のみなさま、社会人デビューおめでとうございます。
社会人マナーなど研修で洗礼を浴びることで学生気分がドンドン抜けていくことでしょう!
しかし!学生時代にも社会人になっても教えてもらえないことが、意外とあります。
必要な3つのキーワードは
「金融リテラシー」 「時間」 「運動脳」
この3つは社会人には重要なのに誰も教えてくれません。
この3つにピッタリな「自己啓発本」を紹介いたします。この知識を持てばまわりから一目置かれる存在になれること間違いなし!
金融リテラシーを学ぶ
「お金の勉強」は誰も教えてくれません。先輩も上司もあてには出来ません。親ですらまともに教えることが出来る人は少ないです。なぜなら、自分で学ぶ以外に方法が無いからです。また、日本ではお金に積極的な人を「守銭奴なヤツ」と嫌う不思議な文化があります。
多くの人が、お金の必要となる30代・40代になってやっとお金のことをまじめに考えます。
そのころには時すでに遅く、魔法の言葉「ローン」を使ってしのぐ生活に入ります。
お金のことは早く学ばなければいけません。「若さ」ということは資産運用に「時間の優位性」を持っていることだと、少しでも早く気づいて欲しいです。
お金のことを知り、資産運用の重要性を学びましょう。
なぜ資産運用を若いうちにしなければいけないのか?
むかしは、稼いだ給料を銀行に預けていれば勝手に増えていました。それは銀行の金利が高かったためです。現在の銀行の金利も少しは上がりましたが、0.1%もないです。
さらに、20年変わらなかった物価が上がっています。銀行に預けているとお金の価値がさがります。
100万を銀行に預けていて、10年後に101万50円になります。
いっぽうで物価が2%毎年あがると、100万の商品は122万1200円になります。
さすがに毎年2%の物価が10年連続で上がることは考えづらいですが、現代では銀行に預けていてはバカを見るのはわかっていただけるでしょう。
まずは、「複利」を学んでください。「複利3%の運用」と聞いて、3%が高いのか低いのかわかるようになってください。NISAという神制度を知り、毎月給料の10%を目標に投資することを考えてください。新社会人のお給料は20万ぐらいかと思うので、可能であれば毎月2万を投資に回すのが妥当でしょう。
まだここに書いていることがわからなくても大丈夫。若いみなさまならすぐに理解出来ます。
ちなみに、10年後、20年後にはみなさまは結婚に家に子育てにお金がたくさん必要になります。
その時までに下記のような資産があれば安心ではないでしょうか?
毎月1万円でも10年運用を続ければ173万円で120万の元本から53万円増えます。
毎月3万円なら10年運用を続ければ519万円で360万の元本から159万円増えています。
資産運用は実は簡単なのですが、悪い大人がワナをたくさん仕掛けています。「手数料」というワナにハマらないように「ほったらかし資産運用」を読んで学んでください。
まずは「金融」のことを山崎元さんの本をどれでも良いので見てください。
時間の作り方(学び・睡眠・自分の時間)
つづいては、時間の作り方を意識してください。
1つ目の時間は「勉強」です。
社会人になってまで勉強しなきゃならないのかよ~
ぜひ、驚いてください。あなたに偉そうにしている上司も先輩もほとんど「勉強」していません!
「13分!」
これが社会人の一日の平均勉強時間です。総務省のデータですよ。笑っちゃいますよね。
逆に言えば一日13分以上学びに時間を割ければ、あなたは平均以上の人になれる可能性が出てきます。
また、週末にまとめて勉強するより毎日コツコツの方が身に付きやすいというデータもあります。
毎日少しで良いので学びの時間を意識してください。移動の電車のなか、いつもより少し早起き、本やペンを持つだけが勉強ではありません。耳で勉強も現在は可能です。
2つ目の時間は「睡眠」です。
1日ぐらい寝なくても平気だぜ!
朝まで遊ぼうぜ!
ついつい夜更かししたくなる20代ですが、睡眠は知識を定着させ、あらたなアイデアを生み出し、体だけでなく脳を休める時間です。付き合いも大事ですが、7時間8時間の睡眠時間をキープすることを意識してください。
最高のパフォーマンスを出すには、スタートは毎日の睡眠から始まります。
「休みに寝だめ」という人は、いつもより1時間多く眠る程度にしましょう。
「寝だめ」は出来ないことを理解しましょう。
休日に多く寝るのは平日に足りなかった睡眠の補充をしていると思ってください。
むしろ、休日は仕事以外のことに脳を使ってリフレッシュすることが大事です。
3つ目の時間は「自分の時間」です。
社会人になると「自分の時間」を確保するのが難しくなります。
この「自分の時間」とは「好きなことに使う」時間です。
社会人生活が始まると、ご飯の支度、掃除、洗濯、通院、行政の続き、実家の手伝いなど日常の必要な作業がたくさんあることでしょう。中には会社の資格の勉強やワークの提出でクタクタになっている人も多いのではないでしょうか?
平日なら帰宅後はご飯と寝るだけ、
休日も溜まっていた家事をしてダラダラしてあっという間にサザエさんを見ている。
これが当たり前となった人は「社畜コース」まっしぐらです。
「自分の時間(好きなことに使う時間)」は意識しないと確保出来ません。
大事なのは、「仕事をしてお金を稼いで何をしたいのか?」を意識することです。
「Well-being」という言葉をこれから聞く機会があると思いますが、身体的にも精神的にも環境的にもしあわせである状態を大事する考え方です。
ぜひ、しあわせな人生を感じる時間を確保してください。それが自分の時間です。
大好きな食べ物、推し活、旅行、読書、キャンプ、野球でもなんでも好きなもので大丈夫です。
「自分の時間」のことを「自分へのご褒美」と呼ぶ人もいれば、「リフレッシュタイム」と呼ぶ人もいます。
生きていくのに精一杯な生活から人生の楽しみを持つ生活へシフトするために
「自分の時間」を意識しましょう!人生は4000週間です!
運動脳
3冊目は運動の重要性です。
運動と言ってもウォーキングレベルで大丈夫ですのでご安心ください。
スマホにパソコン作業、積み重なるメールに返信、研修などの動画、レポートの作成など
みなさんの脳はタスクの山積みでパンク寸前のことでしょう!
夕方ぐらいには判断力が鈍くなっていませんか?
その混沌とした脳をリセットするのが「運動」です。
少し、お散歩するだけでも疲れ果てた脳はやる気を取り戻します。
若い皆さんが張り切る気持ちは痛いほどわかりますが、ちゃんと休憩を取って、少し運動を取り入れてください。24時間働き続ける時代はもう終わりました。
社会人になって、運動を意識しなければいけないことに不思議に思うかもしれませんが、仕事の出来る人はマラソンが趣味であったり、スポーツジムに通っている人が多いです。
これは、運動することが脳に良い影響を与えるからです。
信じられないですかね?
学校教育でも運動をしっかり強化した学校の方が、そうでない学校よりも成績が良いというデータもあります。
GW明けぐらいに5月病気味になる社会人もいますが、こういった「気の落ち込み」も運動することで回避することに繋がります。
たかが運動、されど運動。
人は動物ですから、体を動かすのが普通です。デスクで画面をずっと見ているのは人には異常なのです。
脳は異常が続くと悲鳴をあげます。頭痛や腹痛から肌荒れで気づけば良いですが、忍耐のある人は無理をして心を病むことになりかねません。脳を正常に戻すために運動を取り入れましょう!
3冊の本を紹介しました。
もっと知りたい方は私のブログの「ビギナーおすすめ」のところを覗いて見てください。
金融リテラシーを上げたい方は私のブログの「資産運用」を覗いて見てください。
この度もサラリーマンの成長に貢献出来れば幸いです。
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