「サーバントリーダー」こそ本当のリーダシップ~それは権力ではなく権威~

サラリーマンが本で成長
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世間の声
世間の声

本当のリーダーシップってなんなんだろう?

会社の評価基準に「影響力」や「リーダーシップ」ってあるんだけど、、

セイチヨ
セイチヨ

「リーダーシップ」って言葉にするのは簡単だけど、説明してと言われると難しいよね。今回はサーバントリーダーについて学ぶことで、真のリーダーシップを知って欲しい!

これまで私が読んできた本のなかで、もっともお薦めなのがサーバントリーダーについて書かれた本です。ですが「サーバントリーダー」はあまり知られていません。理解するのがちょっと難しいのと、縦社会の日本の風潮にマッチするのに時間がかかっているのかもしれません。

今日は「そんな考え方もあるんだ~」と思っていただければと思います。

「サーバントリーダー」を企業として取り組んでいる会社には

「無印良品」「Daiei」「スターバックス」「青山学院大学(駅伝おめでとー)」など著名どころがインターネットですぐに検索出来ます。NPO法人の日本サーバントリーダーシップ協会ってのまであるんです。

誰もが知っている企業が多くて意外ではありませんか?

なかにはサーバントリーダーシップを取り入れることで、破産寸前から復活した企業もあります。

世間の声
世間の声

でも「サーバント」って使用人とか召使(めしつかい)の意味ですよね?

使用人がリーダーシップって意味がわからなくないですか?

セイチヨ
セイチヨ

一般的なリーダーというと

「役職の上の人が先頭に立って部下をぐいぐい引っ張る」イメージ

思っている人が多いんじゃないかな?これは支配型リーダーシップと呼ばれているよ。

セイチヨ
セイチヨ

一方でサーバントリーダー

部下に出来る限りの奉仕を行い、それを通じて部下の仕事に対するモチベーションを高め、自主的に仕事をさせるように導いていく」リーダーシップとなってます。

一般的な会社(下の左図)だとピラミッドの頂点は社長で、部長、課長、ヒラ社員とTOPダウンになってます。

一方、

サーバントリーダーでは逆三角形になっているので一番奉仕されているのがヒラ社員です。

お客様に一番近いヒラ社員を課長が奉仕する。その課長を部長が奉仕する。部長を社長が奉仕する。

サーバントリーダーを最初に提唱したのはアメリカのロバート・K・グリーンリーフさんです。ロバートさんは世間に認めてもらう活動を長年取り組みましたが、なかなか世間の理解は得られなかったそうです。ちょっと、グリーンリーフさんの本は学問的でウケなかったんでしょうね💦

その後、ジェームス。ハンターさんのわかりやすい本を出します。

「権力」ではない。「権威」を求めよというサブタイトルのついたサーバントリーダーの本が書かれました。こちらはストーリー性があってすごく理解しやすくなってます。

中間管理職で悩み中の数人が協会に集められて研修を受けます。協会の牧師が指導者(先生)です。

集められたメンバーは初めに、「管理者」とは何か「リーダー」とは何か?から議論を始めます。

最終的に、以下の結論に辿り着きます。

「管理者」・・マネジメント・マネージャーという言葉でこの言葉は人間に対して使うべき言葉ではありません。目録や小切手帳や資産の管理、自分自身を管理するなどに使う言葉。つまり管理職とは人を管理するのではなくて、予算や計画を管理するという意味です。

「リーダー」・・『共通の利益になるとみなされた目標に向かって熱心に働くよう、人々に影響を与える技能』つまりリーダーシップ」とは地位ではなく、スキル(技能)と表現しています。

※管理者(マネージャー)はリーダー(スキル)とは別物であることを学びます。本当のリーダーとは何なのかを集まったリーダーたちが悩みまくります。答えはあるのでしょうか?

世間の声
世間の声

リーダーシップって影響力を与える技能(スキル)でいいんだ!

あれ?影響力ってどうやったらいいんだろ?

セイチヨ
セイチヨ

影響力を身につける方法を理解するためには

“権力”と“権威”の違いを理解することが大事だよ!

リーダーとは影響力を与える技能(スキル)であることに気付き始めた悩めるメンバーたち。

次に、権力と権威の違いを学びます。

【権力】とは?…たとえ相手がそうしたがらなくても、地位や力によって、自分の意志どおりのことを強制的にやらせる能力

  ⇒わかりやすく言うとパワハラのパワーになるのが権

【権威】とは?…個人の影響力によって、自分の意志どおりのことを誰かに進んでやらせる技能

なかなか難しいですよね?もっとわかりやすく権威を知りましょう。

セイチヨ
セイチヨ

ところで、みんなは「影響力」って言うとどんな人を創造するかな?

世間の声
世間の声

う~ん

正直で信頼出来る人?、いいお手本、献身的、話をよく聞く、人に責任を持たせる、敬意を持って人に接する、人を励ます、肯定的で熱心な態度、人の価値を認める、そんな人かな~?

セイチヨ
セイチヨ

気づいたかな?今出てきたのは、どれも生まれ持った技能(スキル)ではないよね?

実は誰でも身に着ける技能(スキル)ばかりだよ!

影響力ってのは、偉い人でなくても出来るんだ!

むしろ、権威は権力を持ってしまった人は発揮しにくいものだよ!

サーバントリーダーをわかりやすく表現すると「奉仕」です。

どれだけ奉仕することができるのか?利己的でなく利他的になれるのか?

だんだん、リーダーのイメージから離れてきてとまどうかと思いますが、

本当のリーダーとは、部下や顧客に「奉仕」出来る技能なのです。

世間の声
世間の声

ということは、

ヒラ社員でも影響力(リーダーシップ)は出せるんだね!

少しわかってきたけど、、、、、

奉仕ってのがわからないな~

サーバントリーダーはみんなに奉仕するんだよね?

セイチヨ
セイチヨ

奉仕をシンプルに言うと

「親切心」でいいよ!

奉仕は「行為と選択の」を意味しているそうです。このはいわゆる感情の愛(LOVE)とは違います。「汝、隣人を愛せよ」の方の愛です。

日本人にわかりやすいのは「情けは人のためならず」の「情け」の意味あいです。今の時代だと「情け」は「同情する」の言葉ですが、昔は援助や激励をする「親切心」という意味でした。

世間の声
世間の声

うちの会社にも親切な先輩は人気あるよな~

あれ?同期のA君は親切心強いけど悪い先輩にいいように使われてるな、、、、

親切にしているだけでは影響力は出ないのかな?

セイチヨ
セイチヨ

その通り!これは注意してほしいポイントだよ!

奉仕とは、誰かの奴隷になるということでないよ!

奴隷は相手の欲求を叶えることを含むけど、

奉仕は「相手のニーズを叶える」ことなんだ!

少し話を脱線しますが、ホーソン効果を聞いたことはありますか?

ハーバード大学の研究者が工場で、労働条件の向上と生産性のあいだに直接的な関係があること証明しようとした実験での出来事です。

◦実験の1つとして、工場の証明を明るくしたところ、生産性は急上昇しました。でもそのあと、労働条件に関する別の研究をするために、職場環境を元に戻すことになりました。それで、照明をまた暗くしました。

Q,さて生産性はどうなったでしょうか?

通常ですと生産性は下がりそうですが、結果は生産性が上がりました

つまり、照明の増減ではなく、現場の人がみんなから注意を払われたこと親切心・おもいやりとして受け止められた)でがんばって生産性があがった。(奉仕でいう行為と選択)

サーバントリーダーは理解するのがむずかしいとされているので、ある程度理解出来た人はすごいです。

権力ではなく権威を求めよ

権威とは影響力で導くこと

影響力は奉仕する姿勢で自然に身に付いてくる

奉仕とは相手のニーズにこたえること

他にもサーバントリーダーの行動に必要なことはあります。

下記の本が私がこれまでにもっともおすすめのナンバー1の本になります。よければ読んでみてください。


サーバントリーダーの学びがみなさまの成長につながれば幸いです。

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