「自己啓発本」を読んでるけど成長した気が全くしないんですけど!
そう言って自己啓発本に挫折する人は多いらしいね!
そういう人は自己啓発本の読み方を間違えている可能性が高いよ!
「なぜ自己啓発本を読んでも成功しないのか?99%の凡人のための生存戦略~作者は長倉顕太さん~」を読みました。また、ちまたにあふれる「アンチ自己啓発本」のブログを読んでみました。
多くのサラリーマン同朋たちがそんな理由で自己啓発本を読まないことが実になげかわしい。
また、自己啓発本の間違った読み方とワナがあることも気づかせてくれました。
その点を今回はまとめております。ぜひご一読ください。
カリスマに憧れても良いが、カリスマになろうとしてはいけない
凡人とカリスマ(成功者)の差は何なのか?
凡人からカリスマになりたい人が自己啓発本を手に取ることもあるかと思います。
気持ちはわかります。「カリスマに成れるものなら成りたい」誰もが一度は夢見ることでしょう。
将棋をやったことがある人なら「歩」がコツコツ進んで敵陣に入ると「金」に成ることをご存じでしょう。一部の方々は努力を重ねることで成功をつかむと思います。コツコツが大事。
いっぽうで、自己啓発本を読み漁ったのに凡人としてサラリーマン人生を過ごす人の方が圧倒的に多いそうです。知識をつけるためにコツコツ学びをしていたはずなのに?どうしてでしょうか?
さて、「歩」で終わる人と「金」になる人の違いは何でしょうか?長倉顕太さんは「なぜ自己啓発本を読んでも成功しないのか?」の著書のなかでこのように書いてます。
1%の大成功者と99%の凡人たち。99%に値する人にこそ読んでもらいたい。
「すごい人」と同じ戦略を取ってはいけない。
誰かの生き方をマネしたり、その幻想の中で生きたりするのではなく、自分独自の戦略や方法で、自分自身の成功をつかみ取れ
なぜ自己啓発本を読んでも成功しないのか?99%の凡人のための生存戦略
自己啓発本が悪いのではなく、読み手が「カリスマ(成功者)」と同じ戦略を取り、「カリスマ」になろうとするから失敗して、挫折します。
つまり、
カリスマの活動をマネするのは良いですが、カリスマになろうとしてはいけない
とういうことです。「歩」は「金」にはなれますが、「角」や「飛車」にはなれないのです。
そんなの当たり前だろ!
誰が成功者その者になろうとするんだよ!
いやいやいや
不思議なことに多くの人がこのワナにハマっているんだって。
行動や習慣だけマネすれば良いのに、「あこがれ」の存在その者になろうとするせいで失敗するらしい。
セイチヨは「中田敦彦さん」や「ひろゆきさん」は好きですが、そうなりたいとは思いません。
成れるわけないし、成ったら大変そうですからw
ただ、彼らの「言葉」や「みんなもやってみたら?と配信していること」は役に立ちそうなのでセイチヨは参考にして行動に移しています。
そもそもですが、自己啓発本を手にしたときに何を得ようとしているのか?(目的)が大事ということでしょう。
ほんとはゴーストライターってパターンもある
さきほど、すごい人(カリスマ)に成りたいと思って自己啓発本を手にした人にはショックな話かもしれませんが、実際には自己啓発本を書いていない作者もいますww
編集者の努力であると言えば許されるのでしょうが、、、
カリスマにアンケートやインタビューを重ねて、編集者が文字にして、カリスマは校閲するのみ。
こういうパターンで出ている本もあります。
ひろゆきさんは公言されていますね。一切本は書いてないと断言されてますww
ホリエモンさんもたくさん本を書いてますが、編集者の人が私が書いたという本を書いてますww
こんな話もあります。
編集者の会社内で「良い本ってどんな本?」という問いかけがあります。
答えは「売れる本」
必ずしも良本が売れるわけではありません。出版社も商売ですから売れる本を作っているのです。
良い気持ちになって本を閉じてはいけない。行動をメモせよ。
「自己啓発本」は気持ちが良くなることが書いてあって心地よいのです。
「あなたはあなたのままで良い」とか
「無理をする必要はない」とか
「こういうマインドをリセットすることでモチベーションをコントロールしたり
上司の無駄なストレスをスルーして、必要なところにエネルギーをそそげ系の本は
確かに心地よい話でしょう。なんせあなたは変わる必要なくそのままで良いと書いてあるのですから。この部分だけ見て「自己啓発本は気持ちよくなって終わりと言う人がいるそうです。」
自己啓発本の大事なことは「行動に移す」ということ。
人は都合の良いところだけ読む性質があります。都合の悪い(面倒)なことは記憶にすら残さないものです。自己啓発本に「気持ちいい事」が書いてあったのならば、「気持ちが良くない」もちゃんと書いてあったはずです。「その気持ちが良くない」ことこそ、行動に移すべき部分です。
「あなたはあなたのままでよい」、その言葉の続きには「あなたが得意とするものの専門性を高めて」とメッセージがあったのではないでしょうか?
気持ちの良いこと、都合の悪いこと、どちらも読み手の受け取り次第ですが、ぜひ「行動に移す」ことを目的として自己啓発本を読んでほしいです。
自己啓発本で「成功」求めるか?「成長」を求めるか?
そもそもですが、「成功」とは何でしょうか?
サラリーマンなら出世でしょうか?係長?課長?部長?社長?
以下の図は企業規模別の課長・部長の割合です。改めて見てこんなに少ないのに驚きですね。
多くの方は将来のキャリアアップに「昇進」を掲げているのではないでしょうか?
その目標は素晴らしい事ですが、「昇進」だけが「成功」とは限らないことはみんな薄々気づいていることでしょう。
自己啓発本は「成功」ではなく、「成長」を目的として読むべきものだとセイチヨは考えます。
「会社で生き抜くため」「より良い人生を過ごすため」「自分探し」「お金を得るため」など
その自己啓発本のテーマは様々だと思いますが、読み終わったときに「成長」することを目的としていれば、必ず読み手の経験値に何か得るものがあると思います。
まぁ、ピンキリですけどね ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
「良い本」ってどんな本?編集者の本音 ロングセラーな本を読んでから文句を言おう
さて、ここまで自己啓発本で成功出来ない理由を考えてきました。
そもそも、自己啓発本の良さを知らない不幸な人たちは良い本に出合って欲しいです。以下の本は私がここ数年で読んだすばらしい本です。良ければ手に取って味わってみてください。
人生かわるかもしれませんよ。ほんとに。
一部ですが、人生の時間を割く価値のある本です。
サラリーマンの成長に貢献出来る一冊が見つかれば幸いです。
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