会社から「イノベーション」を求められるのですが、出来る気がしません!
恐れることなかれ!
イノベーションはすごいことなんだけど、ルールを知ると出来ちゃうかもしれないよ!イノベーションを学んでサラリーマンとして成長しよう!
イノベーションに関わる本は多数出ております。本屋に行ったら混乱ですよね!
その中から共通する内容、刺激的な内容をご案内します。
新入社員に「イノベーションってどうしたら出来るんですか?」と聞かれたら?
先輩!イノベーションってどうしたらいいんですか?
お、おぅ、勉強熱心だね、、、、
、、、、今は忙しいから明日でもいいかな?
(誰か助けて~)
「こんなことにならないよーに!
イノベーションを知ろう!」
ほとんどの方はイノベーションを説明出来ないのではないでしょうか?
成功した人が「タマタマだよ~~」と言っていたのは本当か?
それとも凡人には無縁なものなのでしょうか?
上のような新入社員への答えとしては、次の内容が良いと思います。
•①「こうすればイノベーションが出来る」って黄金比はないです。、、残念。
•②でも「イノベーションに近づく方法」はありそうです。
曖昧な答えで煙に巻くようですが、、、
「これをやればイノベーションが出来る!」というのがあればみんな成功しています。
ですが、
②のイノベーションに近づく方法に挑戦している人がイノベーションを生み出して成功すると考えてみましょう。
イノベーションに近づく大事な1stステップ
イノベーションに必要な1stステップは…
コミュニケーション!
「な~んだ」と思わないでください。
多くの本で繰り返し大事にしているのがコミュニケーションなのです。
生要一さんの講演を聞いたことがありますが、パワフルでした!300回コミュニケーションすることでイノベーションが自然と生まれることをご自身の実績から話されてました。
(※麻生要一さんは起業家です。リクルートで数々の社内起業・コンサルで超有名です)
「大事な話は喫煙所で決まる?」なんてことも聞きますよね♪雑談含めてコミュニケーションは大事です。
繰り返し繰り返しコミュニケーションをした先に回答があるかもしれません。
「コミュニケーションのないところにモチベーションはなく、
モチベーションのないところにイノベーションは生まれない」オムロンの偉い人が言ってます。
一人で考えていても進みません。一人の常識・知識では限界がすぐに来ます。二人、三人と常識・知識を混ぜ合わす(コミュニケーション)ことでイノベーションが生み出されるのです。
そもそもイノベーションってどういうこと?
そもそも「イノベーション」という言葉そのものがしっくりこないワードですよね。
そうなんです。日本にこの言葉が入って来たときも混乱があったそうで、最初は「技術革新」という言葉として日本に広まってしまいました。
現在では、「技術」だけではなく、新しい考え方や方法を含む、変化そのものを「イノベーション」と呼ぶようになっています。ここで大事なのは「成功」は絶対条件ではないということです。
イノベーションの代表例に出てくる「iPhone」のように、「技術」が絡むことだけがイノベーションと思いがちですが、そうではないです。
会社のなかで「部門に限らず自由に商品アイデアを出して採用されたらボーナス!」なんてキャンペーンから新商品が生まれれば、そのキャンペーンそのもがイノベーションです。(もちろん売れた商品もイノベーションです。)
さらに、イノベーションを追求していくことで、イノベーションの近道を探りましょう。
まずは「デザイン思考」というのがありますので、知ってみましょう。
デザイン思考が入り口
「デザイン思考」と呼ばれる思考方法があります。
デザイン思考を一言で表すと「発明を発明する方法」です。とんちみたいですよね。
「デザイン」と言うと洋服や建築をイメージしがちですが、「デザイン思考」の「デザイン」は「問題解決する方法」をデザインすることを意味します。
※そろそろ吐きそうですかね?私も「デザイン思考」を知った当時は混乱の極みでした。
「必要は発明の母」もしくは「偶然は発明の父」という言葉聞いたことがあると思います。
ここでいう「必要」や「偶然」にあたるのが「悩み」や「困難」です。
「何かを解決したい」って時にデザイン思考(アイデア)が出てくるそうです。
下の図を見てください。
まったく何も無いところ(0)から(1)にする作業が「デザイン思考」のもっとも強みとなるところです。ここをイノベーションと思われている方が多いかと思います。
一方で、(1)を(10)にすること、(10)を(100)にする方法もイノベーションです。
こちらの今ある(1)を増やすことは、MBAなどで学べるところです。こちらが得意な人はマーケティング業務などに就いているのではないでしょうか。
デザイン思考は0から1も、1から10、10から100でも生きてくる考えです。
何かを解決したいということを大事にして取り組むとイノベーションに近づけます。
誰でも出来るイノベーションとは?
イノベーション出来そうな、まだ出来ないような、、、
もっと簡単な方法ないのですか??
待たせたね!みんなの硬い脳をほぐす、
わかりやすいイノベーションを紹介するよ!
「パクッてアレンジしたら、それはイノベーション!」
上の言葉ならすぐに、誰でも挑戦出来そうと感じたのではないでしょうか?
詳しく説明しましょう。「移動」と「足し算」の考え方があります。
「移動」から説明しますね。
「こっちの畑ではまぁまぁ育ったものが、あっちの畑だともっと育つかもしれない」ということです。「移動」させるだけで成功することがあるということです。
有名なのが、キャッシュレスアプリです。日本ではキャッシュレスアプリがやっと広がりつつありますが、かなり時間がかかっております。あきらめている世代もいるでしょう。実は発展途上国でキャッシュレスアプリはすごく広がりました。現金を持ち歩くは危険だし、クレジットカードも持っている人が少なかったなどが理由です。
大事なのは、同じことを移動(別の場所で実行)させただけってことです。
次に「足し算」です。
「今あるアイデアと別のアイデアを足してみよう」という考えです。
有名なのは「携帯」というアイデアに「カメラ」を足したことです。これは破壊的イノベーションと呼ばれる大変化を起こしました。なにが破壊的か?それはカメラの売り上げが激減するほどの変化だったためです。携帯もカメラ無しなんてもう考えられないですよね?
昔はテレビにビデオがくっついたテレビデオってが流行りました。今だとテレビに録画HDDが内蔵されてるのが当たり前ですが、当時は画期的でした。ビデオが出てこないトラブルは冷や汗ものでしたよww。
いかがですか?ぐっとイノベーションが見えましたか?遠ざかりましたか?
「まずは成功者の真似をしなさい」って考えもパクッテアレンジの入り口を説明していたのでしょう。
よそ者、若者、ばか者
「移動」のところ、大事になってくるのが「よそ者、若者、ばか者」です。
よそ者は簡単ですね、他社や他部署から移ってきた人が前にやってたことを広めることです。
東京で流行ったことが、時期を送れて地方で流行ります。ここでビジネスが生まれてます。
「若者」と「ばか者」とはどういう存在でしょうか?この人たちは「常識」という枠に囚われません。
一見若者やばか者はルールなどの秩序を乱す存在に思われがちですが、常識を突破する大事な存在なのです。なぜ必要なのか?それは日本でイノベーションが進まない理由から説明しましょう。
イノベーション嫌いな日本
新しいこと?そんなの必要ないじゃろ。これまでうまく行ってるのだから、同じようにすればいいんじゃないの?失敗したらどうするんだよ。
上のような人たちが多いのが日本です。少し残念ですね。変化を恐れる体質は誰しもが持つものです。しかし、あのダーウィン先生も言っています「生き残る種というのは、最も強いものでも、最も知性があるものでもなく、変化に対応できものである」です。
変わることを恐れていては、生き残れないことに気づくべきです。
これは会社もサラリーマンも同じことです。
ですが、残念なことにイノベーションを受け入れるのが日本人はほんとに苦手です。
そこで、起爆剤になるのが「よそ者、若者、ばか者」です。
すべて兼ね備えていた人物で思いつくのは坂本龍馬さんではないでしょうか?
なぜ会社が「多様性」を重んじるのか?ここからも見えてきますね。
イノベーションを起こすマインドとは?
0から1を生み出そうと思うとハードルが上がってしまいます。
ですが、「パクッてアレンジしたらイノベーション」なら出来そうじゃないですか?
「私にも出来るのではないか!」
まずはそう思うのが大事!
そして、「イノベーション」の本は数多くありますが、大成功した起業家が会社の運命を変えたイノベーションを紹介しています。これもまた「イノベーション」のハードルを上げる要因になっています。
小さなイノベーションこそサラリーマンにとって大事なのです!
デカくイノベーション出来るなら独立企業してるって話ですねww
でも、SmallなイノベーションのつもりがBIGなイノベーションになることもあるあるです。
「仕事は楽しいかね」の本にもありますとおり、「やってみることを楽しむ」精神がイノベーションを生むのかもしれません。「やってみることを楽しむ」が気になる方は下の記事を見てください。
まとめ
①こうすればイノベーション出来るって黄金比はない。でもイノベーションに近づく方法はありそう。
②イノベーションに必要な1つはコミュニケーション 300回話し合うつもりでやってみる。コロナ禍でもちゃんと雑談してますか?オンライン会議だけで煮詰まってませんか?
③0から1を生み出すのがデザイン思考:問題解決が始まり。でも、1を10にする。10を100にするのもイノベーションです。必要なことを解決することが初めの1歩くかも。
④「移動」と「足し算」(パクる・アレンジ)で立派なイノベーション
⑤「よそ者、若者、ばか者」がイノベーションを生む
「イノベーション」のイメージが少し「やわらかく」なりましたでしょうか?
サラリーマンのみなさんの成長に貢献出来れば幸いです。
たくさんの本から今日の内容は抜粋してます。よければその一冊が下記の麻生先生の本です。
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