45歳おじさんが簿記3級に挑戦してみた

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45歳おじさんは思いました。何か資格を取りたい!

45歳おやじ
45歳おやじ

何か資格でも取りたいな!

どうせなら仕事にも人生にも役立つのがいい!

世の中には驚くほど資格があります。

国が認める資格から民間が独自に出している資格まで全て合わすと1000種を超すそうです。

私の持っている資格は仕事柄、MR認定資格、ピンクリボンアドバイザー、メンタルヘルスケアぐらいです。これらの資格は実に仕事色が強い。うん、これは仕事の範囲内で発展は見込めないでしょう。

そんなときに「マッチョらいおん」さんの動画で日商簿記3級を入り口に様々な資格があることを知りました。そして重い腰を上げてみました。 よっこらしょ

セイチヨ
セイチヨ

このブログでは私がなぜ、日商簿記3級を取得しようと思ったのか?

そして、「45歳のおじさん」だとどれぐらい時間がかかるのかを紹介したいと思います。

日商簿記3級にチャレンジする理由はリベシティの両学長のお話をそのまま信じるのが良いと思います。

簿記3級から得られる5つのメリット ※リベシティ参照

  • 経済ニュースの理解が深まる
  • 仕事に役立つ
  • 家計管理に役立つ
  • 投資に役立つ
  • 副業に役立つ

簿記3級の次のステップに狙う資格

  • 簿記2級 簿記マスターへの道 ※2級あれば就職にかなり有利だそうです。
  • FP3級 FPの勉強の中に簿記の知識も重要だそうです! ⇒次はこれかな?
  • 税理士
  • 公認会計士
  • 宅建士
  • MBA

簿記の知識は上記の資格の「ベース(基礎)」として出てくるそうです。知ってて当然?として出てくるのが「簿記3級レベル」ということです。

上記の資格はレベルの高いものですが、まずは簿記3級から始めるべきではと感じました。

恥ずかしながら一回目の受験は見事に失敗しました! 正直なところ試験をなめてました!

1回目に費やした時間と内容は以下です。

  • 「漫画でわかる」というテキストを使って12時間ほど勉強(流し読みで1回のみ)
  • 問題集のテスト9回分のうち、5回まで実施(10時間ぐらい
  • 動画でテストの受け方など(2時間ぐらい
  • トイレに仕分けの言葉を覚えるように一覧を張る(↓トイレの度に凝視

後でわかりましたが、通常は60時間~100時間ぐらいは勉強するものだそうです。

わずか25時間ほどでテストを受けた私は落ちて当然。

他の方のブログなどを見ると1週間ぐらいの勉強で合格する強者もいるそうですが、45歳のおじさんには無理なはなしでした。

セイチヨ
セイチヨ

20代なら短期集中で、、、いや、いくつでも厳しいかな?

ちなみに、テストの結果は45点!(※45歳だけに!?笑)※60%ぐらいの人は落ちるそうです。

この段階で「簿記の試験ってこーいう感じなんだ~」ぐらいは分かりました。

挫折する人が多いのも理解出来ます。おじさんが働きながら取得するには結構大変💦

1回目のテストに落ちて「が~ん」と落ち込んでから2025年がスタート。新しい仕事のプロジェクトが始まります。忙しすぎて勉強している時間は作るのは難しい状況でした(やらない言い訳?)。 トイレに貼ってある勘定科目の一覧を見るたびに「やっべぇ~やんなきゃな~」と反省する毎日。

GWなら集中して勉強することが出来るだろうと5月2日にテストを申し込みました。

70点以上で合格なので、ギリギリとお恥ずかしいところですがこれぐらいが勉強量に対して妥当なところと思います。

合格すると証書はデータでもらえます。

勉強に必要だった時間時間はこちらです。

  • YOUTUBEの無料動画(ふくしままさゆきさん)を隙間時間に視聴(合計17時間ぐらい
  • 問題集のテスト9回分のうち、5回まで実施(10時間ぐらい
  • 動画でテストの受け方など(2時間ぐらい
  • トイレに仕分けの言葉を覚えるように一覧を張る(↓トイレの度に凝視

合計すると2回目の勉強時間はだいたい30時間というところでした。

YOUTUBEの「ふくしままさゆき」さんの動画は本当に助かりました!感謝しかありません。

この内容を無料で学ばしてくれるのですから!

1回目の勉強で25時間、2回目の勉強で30時間、併せて55時間ぐらいになると思います。

もしお金にゆとりがある方は、ユーキャンなどの「質問が出来る」学びの方法を選ぶのも良いと思います。私は良く分からないところを調べて回答から想像していましたがメチャクチャ効率が悪かったです。誰かに聞けるという状態はすごく助かると思います。

簿記3級の試験の受け方は2種類あります。

紙に書いて答える方法は年に3回。一方でパソコンを使った試験は年中行われています。

※自宅ではなく大きな駅の近くでパソコン教室とか商工会議所とかで定期的に行われています。

パソコンでの試験の【ご注意】なのは、

紙にメモすることが出来ない苦痛があります。問題用紙に表があるのですが、表にメモして書きたいのに手元の紙に書くしかないという不便に慣れてから受けるべきです。1回目の受験の時はまぁまぁパニクリました。

問題集を買って、問題集にメモしながら問題を解くのに慣れてしまうと、試験本番でアタフタすることになります。下の問題集「スッキリわかる日商簿記3級」を買えば、ネットで問題を解くURLが付いてきます(試験3回分が無料でおまけ)何度かネットで解く試験に慣れてから本番に向かうのが成功の秘訣になります。

簿記を勉強するとお金の流れや会社の税金がどうなっているのか?などが解るようになります。

この基本がわかると税金対策のイメージがわかってきます。

一般的に「消費税」と言うと消費者が払うイメージがありますが、実際に国に治めるのは企業や個人事業主です。消費税を消費者が払いますがこれは「未払い消費税」といいます。消費者から10%などで得た預かり金です。この10%はそのまま国に治めません。仕入の時に中小企業に消費税(仮払い消費税)を払っているので、これを引くことが出来ます。

実際に国に治める消費税= 「未払い消費税(売上分)」-「仮払い消費税(仕入分)」

こういう仕組みがわかると、海外に輸出しているときは消費税をどうしてるんだろ?って疑問がわきますよね。輸出業者は「未払い消費税」がありませんので免除されます。このときに「仮払い消費税」は納めるべき消費税ではないので、国から還付金として返金してもらえます。輸出業者が税金的に優遇を受けているのがわかるようになります。

すると今話題のトランプさんが日本の消費税を廃止するように!言ってるのも理解出来たりとニュースの理解度が変わってきます。簿記の知識で世界が理解出来るようになるかも?

ちなみに簿記のルールは世界的に同じ方法で行われているそうです。でないと海外の財務諸表を読めないですもんね。

上記の消費税の豆知識の他にも簿記から理解出来る知識はたくさんあります。

例えば、

電気屋で買い物をするときに、

ポイントを貰うのが良いのか?現金値引きをしてもらうのが良いのか?

悩んだことはありませんか?

簿記的な答えを出すとすると「ポイントを貰うより現金値引きの方が良い!」が回答となります。

簿記を知らない人は次の文章が理解しにくいと思いますがこれが理由ですのでチラッと見てください。

  • 商品を買ってポイントを貰うということは、企業側からみると「負債」に「ポイント付与分の金額」が計上されます。通常、負債の金額的項目には利子が付きますが、ポイントは利子が付くことがありません。つまり、顧客に無利子でポイント分の金額を企業は借りていることになります。しかも、このポイントは必ず使われるわけではなく減ることもあります(〇日までに使用のポイント)。

なので、消費者から見ると企業にタダでポイント分のお金を貸していることになります。ポイントが貯まってうれしい気分になりますが、簿記的には現金値引きをしてもらう方が「損」をしていないのです。※ポイントに利子が付けば別です。

1回目の受験で心が折れかけました。

だって、仕事や生活に役立つかわからないことを勉強しています。その勉強が将来の役に立つかは取ってみないとわからない状態です。

しかし、このまま止めてしまっては「お父さん挫折したってよ、、、」と妻やこどもに罵られそうです。もう一度チャレンジしようと思いました。

ただ、勉強法がまずかった気はずっとしてましたので、YOUTUBEで学ぶことを始めました。

テキストにも書いてあるとは思いますが、動画の方がいいです。わからないところは動画を止めて何度でも見返せます。授業を受けに行くと「ちょっと待って!」とは言えませんからね。しかも無料!

あと、トイレに「勘定科目」一覧を張っていたのは大成功です。私の性格からしてのど元過ぎれば気にしないので、トイレの張り紙を見ていないと2回目の受験をしようとは思わなかったでしょう。

合格証を持って家族にどや顔出来るのは最高ですよ!

試験を受けようか悩んでいる方、何か試験を受けたいなと思うみなさまの参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

ハンドルネーム:セイチヨ
関西のR大学 経済学部 金融学科 卒
40代現役サラリーマン 営業職 
製薬メーカーオンコロジーMR
主に本の紹介をしながら金融・雑学などを紹介していきます。
45歳でも簿記3級合格したよ!

掃除好きな嫁とこどもふたり
家:賃貸(オール電化で電気代大変)

自分の成長ってなんだろ?と
本に目覚めた喜びを誰かに伝えたい!
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