「こどもにはたくさん本を読んでほしい!」
多くの親がそう思っていると思います。
最近はYOUTUBEばかり見ているこどもが多いのではにないでしょうか?
「どうすれば、こどもが本を読んでくれるようになるのか」
を本日は考えたいと思います。
こどもに本を読んでもらう方法を考えることは、大人が本を読む習慣を身に着けることに重なります。
こどもに本を読んでもらう方法を身に着けて、自分(大人)も本を読む習慣を身に付ければ最高です!
本日参考とさせていただくのはこちら↓↓の本です。
「はまる読書おうち読書」
それでは、こども(大人も)が本を読むようになる行動を考えましょう!
こどもの読書時間
こどもが1日に本を読む時間の平均は「15.2分」です。
やや女の子の方が読む傾向にあります。この傾向は納得感があります。
我が家の姫は本好きになりました。一方で坊やはまだまだ本を読んでくれません。
こどもにとって毎日15分の読書はおおきなハードルかと思います。
息子が15分おとなしくしているのはゲームをしているときだけです、、、、本の楽しみに気づいてくれるといいのですが、、、
一方で、年齢が上がるとドンドン読書時間が減っていく傾向もあります。
小さい頃は親が一緒に読んであげていた影響でしょうか?
年齢があがるとYOUTUBEやゲーム、習い事に忙しくなるのでしょうか?
ちなみに、大学生の読書平均時間は24分/1日だそうです。このことだけでも、読書の習慣は必要だと感じます。大学生になっていきなり本を読み始めると言うよりは、大学生になるようなこどもは、小さいころから本を読む習慣があったのではないでしょうか?
まずは一日数分でいいので、本に触れる時間を作ることからはじめるのがよさそうです。
後ほど、その方法は詳しく考察したいと思います。
読書するこどもの成績はどうなのか?
こどもに読書してほしい理由は何でしょうか?
国語に強くなれるのではないか?と思ってこどもにススメる人も多いのではないでしょうか?
実のところ、本をよく読むこどもは成績が良い傾向があります。
文部科学省の調査でも、本好きな子ほど成績が良い傾向が見られました。
特に中学生ぐらいになると、小学生よりも差が出始めているように見えます。
「読解力」が必要になる問題や、長文を読む問題も増えることから文字になじみがあるか?ないか?の影響が徐々に出始めていきます。
読書が好きになることで得られるのは、想像力であったり、語彙力(様々な物の表現する力)、行間を読む力が成長することが期待されます。
おとなも見習いたい読書の好きになるコツ
それでは、どうすればこどもに本を好きになって貰えるのでしょうか?著書には様々な工夫が書かれていますので、ぜひ手に取っていただきたいです。
セイチヨが特に共感した4つの視点を上げたいと思います。
- ①こどものレベルに合った本を選んであげる。
- ②本だらけの環境
- ③否定するな!期待するな!共感してあげよう!
- ④読書タイムを作る!親も一緒に読むべし!
①こどものレベルに合った本を選んであげる。
⇒〇年制向けという本がありますが、そこは気にせずこどもが読みたいと思う本を用意してあげましょう。こどもの数だけ読書レベルが違うと思ってください。まずは抵抗なく読める本を用意。
⇒難しいレベルであれば、少しレベルを下げて。最初からページ数が長い本は避けて短い本から始める。
※「おうち読書はまる読書」には実に100冊のおススメ本がレベル別に掲載されています。こちらはブログに乗せる訳にはいかないので購入してみてください💦
②本だらけの環境
⇒読書を習慣化するには、すぐ手に取れる場所に本を設置するのが大事です。「読みたい!」とこどもが思ったときにすぐ目の前に本が無いと意味がありません。リビングには必ず数冊。トイレや廊下など目の付く場所にも置いておきましょう。本に触れるのが通常と思わないとこどもは本を読みません。
目の前にあるスマホやSwitchは最強の誘惑です。スマホやSwitchをなるべく遠ざけて誘惑に負けないように本をあちこちに置いて手に取れる環境を作りましょう。
③否定するな!期待するな!共感してあげよう!
⇒こどもが本を読んだら「どうだった?」と聞いてしまうと思います。そのときに、「別に、、」とか「おもしろかった」など、一言だけの感想で「この子は本当に読んだのかな?」と思うこともあると思います。それでも、ぐっと言いたいことを我慢して否定的な言葉を使うのはやめましょう。
⇒まずは、「そうだね!」と共感してあげましょう。いくつか質問して語ってもらえたらベスト。語ってもらえなくても別にいいのです。期待してはいけません。たとえ、本を全部読まなかったとしても怒ってはいけません。少しでも読んだことを褒めてあげましょう。褒めることからスタートでも良いのです。
④読書タイムを作る!親も読むべし! これ重要!
⇒スマホ時間を決めている家庭は多いと思います。「1日〇時間まで」と張り紙をしたり、スマホの設定に組み込んだり工夫されていることでしょう。
それと同じように、寝る前や朝の時間などに「読書タイム」を作りましょう。この時ばかりは親もスマホを封印です。一緒になって本を読みましょう。なんたって1日15分くらいで平均なのです。無理のない範囲で読書タイムをしましょう。
そもそも、親がスマホばかり見ているのに、「こどもに本を読みなさい」と言っても説得力がないですよね?大人が楽しそうに本を読んでいれば、こどもは「わたしも本を読んでみようかな?」と思ってくれます。
親がこどもに準備してあげること
ここからは親の頑張りどころを考えます。こどもが本好きになるために親は何が出来るのか?
下記のベネッセのデータでは、家庭の蔵書数が多いほど、こどもの読書時間が長いことがわかってきました。
当たり前と言えば当たり前ですが、「親が本を読めば、こどもは本を読む」ということです。
「蛙の子は蛙」なのです。こどもは親の姿を見て育ちます。親が本を楽しそうに読んでいればこどもは必然と本を好きになっていくということです。
先の記載にもあるように、こどもの本をたくさん用意すること。こどもの本と同じくらい親の本もたくさん置いて、家を本だらけにすることが大事です。
また、本の内容について家族で話し合いましょう。本を読む大切さを伝えることで、こどもは本を読んでみようと考える傾向があります。
こどもに本を読んで欲しいなら、まずは親が背中で見せる!これが大事です。
セイチヨ(このブログの著者)家の読書ルール
セイチヨ家で決めているルールがあります。
「本は好きなだけ買ってあげる」です。
漫画はダメです。※息子はあまりに字に苦手意識があるので、漫画も一部許容してます💦
娘はもう高校生になりますが、小さいころから好きなだけ本を買ってあげると本屋に連れて行ってあげていました。なぜか「青鬼」という本にドハマりしまして、、、そこからミステリー本の方に進んでいきました。
私も昔は小説を読んでいたので、アガサクリスティーや三毛猫ホームズなど進めてあげました。
娘の部屋は漫画と同じくらい本もたくさんあります。
さて、息子には「好きな本を買ってあげる作戦」だけでは不十分でしたので、
「寝る前に一緒に読書タイム」を決定しました。
これでもなかなか読みたがらないので、「ことわざ」の本を買って、1ことわざだけで良いので一緒に感がることを始めてます。小さな一歩ですが、大事な一歩だと思っています。
まとめ
こどもに本を読んで欲しいことを記載してきましたが、大人が読書習慣を身に着けるのと同じことが重要であることに気づかれたと思います。
こどもに「本を読め!賢くなるために必要だぞ!」と言ってる親は、反面教師ではいけません。自らも本を読み、成長しないといけません。本から学ぶことは生涯続く幸福です。一見コスパの悪い読書ですが、身に付くまで極めた知識は裏切りません。どこに行っても生き抜く力となるでしょう。
なかなか本を読めないという大人の読書の入り口を知りたい方は以下のブログを見てください。
初めて自己啓発本を読みたいと思ったら スペンサージョンソンからはじめてみよう
さぁ、読書を始めましょう!こどもにも読書の楽しみを教えてあげましょう!知識を味方に人生の楽しみをより高めましょう!
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