「しあわせになりたい人」は不幸になる「脳」の不思議と対策!

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誰もが「幸せになりたい」と願っていると思います。

「不幸になりたい」人などいないでしょう?

でも、不思議なことに、

幸せになりたいと思っている人は不幸になる」

という脳のルールがあります。

今回は、幸せを願う人が不幸になる脳のシステム予防策について考えていきたいと思います。

「しあわせになりたい」という言葉をAIに教えてあげることを考えてみてください。

さて、具体的に説明することが出来たでしょうか?

ごどもに教えるときは、「こころがポカポカする」や「大好きな人と生活すること」なんて説明するのではないでしょうか?

家族で旅行をしている人を見ると「しあわせそうだな~」と感じるはずです。

ですが、何が「しあわせ」なのかはうまく説明出来ないものです。

この、「うまく説明出来ない」が「」にとって大問題なのです。

脳は「しあわせ」が何かわからないために、

逆の意味である「不しあわせ」はどんな状態なのかを考えます。

そして、脳は

しあわせ=「不しあわせで無い状態」

と考えます。

「不しあわせ」なことは「しあわせ」なことに比べて脳は理解しやすいのです。

みなさん「不幸」を思い浮かべたらいっぱい出てきませんか?

「お金が足りない」「不倫される」「病気になる」「眠れない」「弁当に箸がない」などなど、

お昼のニュースでも「しあわせ」なニュースより圧倒的に「不しあわせ」なニュースが多いです。

そして、驚きの行動を「脳」は決定します。

「しあわせ」になるには、「不しあわせ」な状態にならないと幸せになれない!

しあわせになるには不幸になる必要があると考えるんですww

STEPジャンプの理論です。

ジャンプするには低く屈(かが)まないといけませんよね?

その理屈です。

山の頂上に行きたいならば、山のふもとに行かなければならない

その理屈です。

正義のヒーローが輝くためには、悪の組織が悪いことをしていなければならない。

その理屈です。

この理屈から、しあわせになるために「不しあわせ」になろうと逆の行動を脳が選択します。

なので、

「しあわせになりたい」人は、日々の生活で「不幸」のあらさがしをします。

しあわせになりたいはずなのに、

「弁当に箸がついていなかった」や「電車でとなりに臭い人がいた」など小さな不幸に目がつきます。

不幸せを見つけると脳は

「しあわせになる一歩を見つけたぞ!」と不幸を喜ぶのです。

脳にとって、不幸になることが幸せになる前行動という理屈です。

ただ、脳の理屈と現実の理屈は全く違います。

不幸を探してばかりいては、幸せになれるはずがありません。

なので、脳をメカニズムとしては、

「しあわせになりたい」のであれば、「しあわせになりたい」と思ってはいけないのです。

なぜ、我々の脳は「幸せ」を願うのに「不幸」を望むようになるのか?

不思議な現象の理由をもう少し考えます。

下の図を見てください。

左の「光」の文字ははっきりしないですが、

右のように背景を黒くすると「光」がはっきりしているのがわかるでしょう。

つまり、「光」は「あいまい」な状態でしたが、黒い背景をつけることで「あいまい」でなくなりました。はっきり見えますよね?

ポイントはこの「あいまい」です。

脳は「あいまい」を嫌います。NLPでは「空白」と呼びます。

※「NLP」…Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)

脳はあいまい(空白)をなんとかして埋めようとします。

このシステムを良い方向性に使えば新しいアイデアの創作や問題解決につながります

NLPについてもっと知りたい方は以下のブログを参考にしてください。

【脳の隠された能力を引き出す方法!?NLPの基本を学び無意識を味方にしよう】

「幸せになりたい」のに「不幸」を目指すのは、「あいまい(空白)」を「はっきり」させれなかったた脳が、空白の外堀を埋めよう(背景を黒くしよう)という脳の妥協案の結果です。

世界でも日本人は不幸と感じる人が多いようです。

特に20代、30代の若者が不幸と感じているようです。

実になげかわしい。

日本は海外と比べると人間関係が難しいためという意見もあるようですが、、、

不幸の理由は人間関係というのは以下のブログをご参照ください。

「幸せ」をちゃんと考えたことはありますか? 【嫌われる勇気】&【幸せになる勇気】を読んでみよう

さて、原点に戻りますが、「あなたにとって幸せとは何でしょうか?」

「しあわせ」が「何」か決まっていない状態(あいまいな状態)があると下の図のように脳は働きます。

「しあわせ」を「はっきり」させるために、影をつける。つまり、

「しあわせ」を「はっきり」させるために、「不幸」(影)を付けようとする。と脳が考えます。

問題は「しあわせ」が「何」か「はっきり」決まっていないために起こる脳のシステムエラーと言ってもいいでしょう。

なので、

「しあわせ」が「何」なのかをはっきり決めてしまえば良いのです。

毎年1回は家族旅行でディズニーランドに行ければしあわせ。

毎朝パートナーと朝ご飯を食べれればしあわせ。

週に一度は友人とお酒を酌み交わせれればしあわせ。

何が幸せなのか、紙に書いて決めてしまえば良いのです。

脳に「○○が出来ることがしあわせなんだ!」とインプットしてあげるのです。

すると脳は、○○が出来るとしあわせなんだ!○○が出来るように日頃の活動を調整しよう!時間を作るようにしよう!お金を貯めるようにしよう!・・・としあわせになるための良いルートを模索してくれます。

簡単過ぎでしょうか?

しあわせになりたいのであれば、しあわせの条件を紙に書けば良いのです。

他人が何と言おうと関係ありません。あなたのしあわせは、あなたが決めていいのです。 

街を歩いていると「しあわせそうな人」が目につきます。

その時に、「いいなぁ~しあわせそうで、、、」で終わらないでください。

何が幸せに見えたのか?をはっきりさせてください。

幸せの条件を、あなたが決めていれば、脳はあなたの幸せに全力投球してくれます。

逆に、幸せの条件があいまいですと、脳はあなたを不幸にすることに全力投球してしまいます。

脳のシステムを理解することでより良い生活になれば最高ですね!

本日の内容は下記の本たちを参考にしております。気になった本はポチっとしてみてください。

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