勉強しなきゃ勉強しなきゃ勉強しなきゃ勉強しなきゃ勉強しなきゃ勉強しなきゃ勉強しなきゃ勉強しなきゃ勉強しなきゃ勉強しなきゃ勉強しなきゃ勉強しなきゃ勉強しなきゃ勉強しなきゃ勉強しなきゃ
ちょ、ちょっと・・
勉強を詰め込みたい気持ちもわかるけど、
「運動」を加えた方が効果的だよ!
詰め込み型の勉強!ゆとり教育!大人の勉強法!個別教育!NO1よりオンリー1ww
などなど時代に合わせた勉強法が考えられますが、
脳を鍛えるには「運動が大事」ということをここでは学びたいと思います。
脳は原始時代から、そんなに変わらない
現代人は昔の人に比べると、顔が小さく、手足がスラっと長く、見た目がだいぶ変わってきましたね。
当然、脳も昔に比べれば進化しているような気がしますが、、、、??
実は脳は原始時代からそんなに変わらないそうです。アンビリバボーですね!
生物学的には、
私たちの脳と身体は
今もサバンナにいる。
私たちは本来、
狩猟採集民なのである。 引用:運動脳
脳は昔から、一つのことにしか集中出来ないように出来ています。
パソコンは進化により並列思考で多くのタスクを処理出来るようになりましたが、
人は並列処理することは出来ません。
同時に何かをこなしていると思っている人は、高速で脳を切り替えて1つずつ対処しているそうです。
なので、マルチタスクを要求される現在の世の中では、
脳はあっちにこっちにフル稼働する日々なので疲れもストレスも大幅に増加している状態です。
脳の仕組み
脳が原始時代から変化が無いということは、
狩りをしたりクマに襲われていたりした時代から変わらないということです。
当時は命の危険がたくさんありました。毎日の食事で精一杯だった生活です。
命の危機に対して最優先に対処出来るように脳の仕組みはシステム化されています。
それが、現在でも変わらない脳の根底システムとなっています。
有名なのが「偏桃体」。
闘争(とうそう)と逃走(とうそう)を判断する脳の部位です。
目の前にクマが現れたら「ドーパミン」などのホルモンを出して、戦うか?逃げるか?素早く動くことにスイッチを入れます。
脳にとって大事なのは生きる知識(経験)を最重要記憶としてインプットします。
つまり、ピンチや嫌な経験や失敗談こそ、生き残るために重要な情報とみなされます。
偏桃体は過去の記憶から「ピンチっぽい」と判断して、火事場の馬鹿力を使えるように、ホルモンをドバドバ出して限界突破させます。
ちょっと脇道に反れてきました💦
脳は昔から同じ構造なので、身体を動かして生活することがベースとなってます。
「運動をしないで頭を使う」は本来の人間の脳の仕組みからするとマッチしない行動です。
「運動をして頭を使う」や「効率良く運動出来るように頭を使う」などが脳の本来の役割です。
なので、身体を動かさないと認知症やこころの病気になるやすくなるのも理解出来るところでしょう。
運動が脳に良いエビデンス(根拠となるデータ)
さて、
「運動が脳に良い」から運動をしなさい!
と言われても、本当に脳に良いのかな!?と思うところです。
根拠となりそうな内容を読み解いていきましょう。一部ご紹介します。
A.記憶力・成績のUP
「0時限目に体育」をする学校があります。その学校では授業に挑む前に心拍数があがるジョギングや体操を「国語」や「算数」の授業の前に行うそうです。
セイチヨのこどものころは2時間目と3時間目の間に
「業間活動」という15分くらいの体を動かす時間があったよ。
大縄跳びとか、縄跳びとかしていたね!
この、運動を授業の前にすることで、この学校の生徒の成績は地域のトップクラスにあり続けているそうです。
たまたまのような気もしちゃいますが、
実際に0時限目をしている学校の生徒は「イライラすることがなくなった」、「1日中、目が覚めている気がする」など良い反応を示すそうです。
そこを科学的に説明すると、
「BDNF(脳由来神経栄養因子)」で説明が成り立ちそうです。
運動をするとこのBDNFが分泌されます。
BDNFは脳の「ニューロン」という記憶をつなげる細胞を作るのに使われます。
つまり、
運動をする⇒BDNFが分泌⇒脳の細胞(ニューロン)が増える⇒賢くなる
ちょっと強引な理屈に感じますが、
脳は運動がベースになってますので、運動を勉強に取り入れた方がよさそうな気がしてきますね!
B.ストレスからの解放 (ウツの予防にも?)
科学的にストレスを考えると、「コルチゾール」というホルモンが溜まっている状態と言えます。
本来コルチゾールは、困難な状況に人が陥ったときに、必要なエネルギーの交通整理をしたり、エネルギーを蓄える動きをするホルモンです。
ストレス(困難)が一時であれば、いいのですが、慢性的にストレス状態になるとコルチゾールが体にたまって悪い影響が出てきます。
コルチゾールの悪影響とは
- 太りやすくなる(エネルギーの貯蓄)
- 病気になりやすくなる(糖尿病、うつ、パニック発作、心臓疾患)
- 記憶力の低下(うつ病の人も記憶力が下がるそうです)
このコルチゾールですが、運動で抑えれます!
逆に言うと、日本人はデスクークが増えて運動量が減ってるのでコルチゾールが溜まりっぱなしでしょうね!
C.集中力UP
集中力と言えば「マインドフルネス」が最も効果的という記事を過去に書きました。
気になる方はこちらの記事もご覧ください。↓↓↓
運動が集中力を高めるイメージは付きにくいでしょうか?
中学生活を運動にささげた生徒が3年生の夏の終わりから高校受験勉強を始めて、運動部でない生徒にすぐに成績が追いつく話は聞いたことはないでしょうか?運動をしていた彼らは集中力がずば抜けていることが想像出来ます。
そもそも、集中力とは、雑音を消して一点にFOCUSを当てることです。
この「雑音を消して、1点集中」に役立つのが「ドーパミン」です。
報酬ホルモンとも呼べれますが、脳が頑張って欲しいことに対して報酬(インセンティブ)を与えているものです。
もうお解りでしょうが、運動によって「ドーパミン」が出ます!
日頃の運動でドーパミンを出している人は集中力が高いようです。
また、運動をしていない人であっても、勉強をして頭が爆発寸前になっているときは運動をして頭をスッキリさせて、ドーパミンによる集中力の回復を狙うのも良いですね!
運動が勉強に良いことはこちらの記事にも書いてますのでご参考にしてください。↓↓↓
【一生、頭がよくなり続けるすごい脳の使い方】大人には大人の勉強法がある を紹介
どのぐらいの運動が良いの?
では、どのぐらいの運動量が適切なのか気になるところかと思います。
「運動脳」の著書の方は、極論ほんの少しの運動でも良いので体を動かすことをすすめています。より高い効果を狙うのであれば、最低30分のウォーキングをすすめています。そして、最高のコンディションを望むのであれば、ランニングを週に3回、45分以上行うことをすすめてます。重要なポイントは心拍数を増やすことです。
先ほどの0時限目の運動をしている学校では、心拍数を図る機械を身に着けて運動をしていました。
運動が苦手な生徒であっても心拍数が185以上になることを目的と言われれば、マラソンで周回遅れになっても問題ないことでしょう。
要は自分の無理のない範囲で、心拍数があがる運動が出来ていれば良いのです。
筋トレでも良いそうですが、有酸素運動の方がおススメだそうです。
まとめ
「文武両道」と言う言葉は、こういう勉強をした後に見ると別の言葉に見えてきます。
昔の人はわかっていたのかもしれません。勉強をするには、運動も必要であることを。
学校に体育の時間がこんなにもあるのを不思議に思っていましたが、
いまでは、必要な授業と感じます。
・頭が良くなりたければ、運動。
・集中力・記憶力を高めたいのであれば、運動。
・うつ病になりたくなければ、運動。
・健康でいたいのであれば、運動。
・老けたくなければ、運動。
この記事では書ききれない運動の効果の内容がまだまだたくさんあります。
よろしければ、この記事をきっかけに下記の本を手に取っていただければと思います。
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